感謝を込めて

今日は、私の誕生日。

沢山のお祝いメッセージをありがとうございました。

唐突ですが、私は誕生日って苦手です。

そのことを人に話すと

「お祝いされるのが恥ずかしいの？」

「年をとるのが嫌なの？」

などなど、言われる。

お誕生日って、お祝いする日。

お祝いされる日。

生まれたことを感謝する日。

産んでくれたことを感謝する日。

それが当たり前だから、

私の感覚はおかしいのだろう。

実は、子供のころから誕生日が苦手だった。

きっと、周りの大人からは「可愛げのない子」と見られていただろう。

「お誕生日おめでとう！」って言われても

本当に私はうれしくないのだ。

ケーキやごちそうは、うれしいけど、

お祝いされるのは苦手だ。

だから、他の人にも「お誕生日おめでとう！」と言えない。

だって、言われてうれしくない言葉を他の人に言えない。

苦手なことを他人にするのは苦痛だ。

天邪鬼？

うれしい感覚の欠如？

感謝の氣持ちがない？

色々と考えるが、私自身も

よくわかっていなかったが、

最近、理由が分かったのだ。

私は、数年前から体内記憶が

ハッキリわかるようになった。

（体内記憶の話しは、長くなるので別の機会に。）

母親の胎内で、私が一番強く思ったことは、

「男の子じゃなくて、ごめんなさい」だった。

だから、私は生まれたくなかった。

男の子じゃないから、ガッカリさせてしまう。

男の子じゃないから、悲しい思いをさせてしまう。

男の子じゃないから、期待に沿えない。

そんな氣持ちや思いが、

私の胎内記憶の中に宿ってる。

現に私は、出産予定日を10日過ぎても、

陣痛が起こらず、生まれる兆候がなかったのだ。

母親のカラダが危ない！ということで、

陣痛促進剤を打ち、出産となったが、

私自身が産道で動かなくなった。

本当に私は、生まれたくなかった。

滅茶苦茶、私は抵抗した。

でも、お医者さんが鉗子を使い、

私を引っ張り出したのだ。

この時、私は悲しかったし悔しかったので

口を結んだ。

私にできる最大の抵抗、息をするのを拒む。

まあ、赤ちゃんがそんな抵抗をしたって

無駄なんだけど。。

お医者さんと看護師さんのおかげで

無事生まれた私は、やっぱりうれしくなかった。

悲しいし、悔しかった。

男の子じゃない。という事実。

男の子じゃない。という現実。

当たり前なんだけど、女の子の私は、

どうしたって男の子になれない。

みんなが男の子を望んだって、

変わらないし変えられない。

悲しいし、悔しかった。

現実を事実を替える方法はないのか？

でも、私が生まれてきたことを

喜んでくれた人がいるもの事実。

女の子の私。

男の子じゃない私。

そんなことは関係なく

「私」が生まれてきたこと

それ自体を喜んでくれた人。

そういう人がいてくれたから、

私は伸び伸び育つことが出来たのだ。

心の奥底に

「男の子じゃなくて、ごめんなさい」

を閉じ込めて。

最近、この事実と

その時の私の感情がハッキリわかって、

ちゃんと時系列に並べられたので、

文章にでき、ブログに書けた。

文書にでき、ブログに書けたことで、

この事実とその時の私の感情は変わらないが、

もっと客観的に視ていけるようになるだろう。

「私は、誕生日が苦手です」を

少しずつ克服できるようになるだろう。

生まれてきたことを

うれしく思えるようになるだろう。

生まれてきたことに

産んでくれたことに

感謝が出来るかもしれない。

私はもっと楽しいことに出会える！

私はもっとワクワクを味わえる！

誕生日にこんな氣持ちになれたことに、

白川の学びに、

私と共に学び続けてくれる仲間に、

私を支えてくれている人たちに、

感謝を込めて！

＊

体質や生活習慣、体調の悩みは人それぞれ、千差万別です。

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